アップデート連携の処理が終わった後や、Windowsの起動時に再起動を繰り返してしまいます
HD革命/WinProtectorのアップデート連携の処理が終わった後や、Windowsの起動時に再起動を繰り返してしまう場合、以下のような原因が考えられます。
[1] Windows Updateの自動更新が有効になっている
HD革命/WinProtector のアップデート連携は、Windows Updateとは別のアクションになります。
Windows Updateの自動更新が有効になっていると、保護中でもアップデータの自動確認が実行されてしまいます。
そのため、再起動することで適用されるWindows Updateが、HD革命/WinProtectorの保護によって破棄されてしまうため、失敗を繰り返してしまいます。
この場合は、起動時の保護解除セレクターで保護を解除した状態でWindowsを起動し、HD革命/WinProtectoerの保護を解除してから、Windows Updateが成功するまで再起動を行ってください。この時、HD革命/WinProtectorの[詳細設定]-[その他の設定]の[コンピューターの起動時/終了時の設定]は[起動時の保護なし]にしておいてください。
HD革命/WinProtectorで、アップデート連携を設定している場合は、Windows Updateの自動更新は無効にしておくようにしてください。
【Windows Updateの有効化・無効化】(Windows 8.1/8/7)
[コントロールパネル]を開きます。
[システムとセキュリティ]を開きます。
[Windows Update]の項目にある[自動更新の有効化または無効化]を開きます。
左側のメニュー一覧から[設定の変更]を開きます。
[重要な更新プログラム(Ⅰ)]のドロップダウンメニューから「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」を選択します。
【Windows Updateの有効化・無効化】(Windows 10 Pro)
※Windows10 Homeについては現状では強制的に更新されますので、無効にする方法はありません。
Windows10 Proについてはグループポリシーエディターで下記の手順で変更できます。
管理者権限を持ったローカルアカウントでログオンします。
[スタート]を右クリックして[ファイル名を指定して実行]を開きます。
「gpedit.msc」と入力してローカルグループポリシーエディタを開きます。
左のツリーから[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[Windows Update]の項目を開きます。
「自動更新を構成する」を「無効」に指定します。
※Ver.5以降では、HD革命/WinProtector の「便利ツール」-「ComfortDisk」の「Windows Update 自動更新」より、Windows の自動更新機能についてメニューから選択することでも設定を変更できます。
ただし、Windows10 Homeでは「更新プログラムを確認しない」を選択しても有効になりません。
[2]失敗したアップデートの適用を繰り返している
Windows Updateは、ダウンロード後、再起動して適用されますが、失敗したアップデータがあると、再(々)起動を行って成功するまでリトライを繰り返します。
HD革命/WinProtectorのアップデータ連携は保護を解除した状態で行われるため、アップデータ連携中に制限時間に到達してしまった等の原因で、この再起動で適用できなかったアップデータがあると次の再起動からは保護がされた状態で起動してしまうため、失敗したアップデータの適用ができない状態が繰り返されてしまいます(再起動を繰り返す)。
これは、しばらくアップデートを行っていないPCや、WindowsをインストールしたばかりのPCなど、大量のアップデータの適用が必要であったりする場合に起こりやすくなります。
この現象を回避するには、Windowsのインストール直後やリカバリをした直後のPC、Windows Updateを手動で行っている等でしばらくWindows Updateを行っていないPCでアップデート連携を行う場合は、まず保護を開始する前に、Windows Updateを実行し、これまでに溜まっているアップデータをすべて適用してから、保護を開始するようにしてください。
【Windows Updateを手動で実行する】
[コントロールパネル]を開きます。
[システムとセキュリティ]を開きます。
[Windows Update]の項目にある[更新プログラムの確認]を開きます。
更新プログラムがあった場合は、画面の指示にしたがってダウンロード・インストールを行います。
この現象が起きた場合、以下のいずれかの方法にて回避をお願いいたします。
【方法1:HD革命/WinProtectoerの保護を解除して手動で適用する】
[1]と同じく、起動時の保護解除セレクターで保護を解除した状態でWindowsを起動し、HD革命/WinProtectoerの保護を解除してから、Windows Updateが成功するまで再起動を行ってください。この時、HD革命/WinProtectorの[詳細設定]-[その他の設定]の[コンピューターの起動時/終了時の設定]は[起動時の保護なし]にしておいてください。
【方法2:失敗するアップデータを[アップデート連携]の[除外する更新プログラム]に設定する】
Windows Updateの更新履歴を確認し、失敗するアップデータのKB番号を[アップデート連携]の[除外する更新プログラム]に指定します。
<1>Windows Updateの更新履歴を確認します。
(Windows 8.1/8/7)
[コントロールパネル]を開きます。
[システムとセキュリティ]を開きます。
[Windows Update]を開きます。
左側のメニューから[更新履歴の表示]を開きます。
[状態]列で「失敗」と表示されているアップデータのKB番号を確認します。
(Windows 10)
[スタート]-[設定]を開きます。
[更新とセキュリティ]を開きます。
[更新の履歴]を開きます。
[状態]列で「失敗」と表示されているアップデータのKB番号を確認します。
<2>除外する更新プログラム]に指定します。
HD革命/WinProtectorを起動し、保護を解除します。
[詳細設定]を開きます。
[アップデート連携]-[Windows Updateの設定]-[詳細(D)]を開きます。
[除外する更新プログラムの設定]で①で確認したKB番号を指定します。